日時:06・10・07
場所:Madison Square Park
魚:いろめがね
釣果:6人(男4人、女6人、僕1人)
「バーベキューの大きなイベントがある」と聞いて久しぶりに出かけてみたマディソンスクェア・パーク。数えてみたら、これだけ長時間腰を落ち着けたのはこの十年ででたったの二回しかない。ホームレスになる直前まで住んでいたアパートは近所にあり、夏の週末は毎日のようにここで昼寝をしていたのに。
僕にとってはついこの間なのだけれど、世間の十年は長い。英語だとdecadeという単位があるほどに。考えてみればcenturyの十分の一なのだから長くないこともないわけだ。
そういったわけでこの公園もドッグラン、売店、-きっとアートなんだろう‐大きなオブジェなどができてそれなりに様がわりしている。「変わっていない」と、変化(老化)をあまり認めない僕にしたってヒゲには白いものが混じり始めてしばらくがたつのだからこれくらいは仕方がない。それにしてもイベントのせいもあってか人、人、人……。人が多いのは苦手だなぁ。
せっかくだから芝生に寝転がってバーベキューを頬張る。美味くもなく、不味くもなくアメリカの味だけがやけにする。寝転がって見てみても人が減るわけでもない。
サングラスをかけなくなって十年ちょっとくらいになると思う。今の僕にはニューヨーク程度の陽射しでは必要ない。だから欲しいとも思わない。あの頃は自分の一部のような存在だったのに。
中学、高校時代はこっそりと。卒業してからはほとんど常に手放したことがなかった。そんな僕がなんでサングラスと別れたかというと、
「似合わない」ただそれだけの理由。
きっと何かを避けるように、隠すようにしていた部分もあったはずだ。今でもありはしないけれど、きっと今以上に自信もなかったのだろう。
さよならした日から少しずつ何かが変わり続けている。
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