「ほっ」と。キャンペーン

ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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「道が消える」

それは現代では結構大きな事件であったりします。
道路族議員さんたちのおかげで、
日本のあちこちに今でも道路ができているというのに。

いや、消えること自体はそう珍しいことではないのかもしれません。
死は生の影となってしまっているのでしょう。


今週末をもって近所にある一本の道が消えてしまいます。
Atlantic Yardという大きな開発工事の一環として、
道路で分断された土地をつないでしまうということらしいです。

数週間前の新聞に"Permanently Closed"
という小さな記事が出ていました。


それにしてもこちらの人はという言葉が好き、
もしくは身近なものとして多用します。
永遠・永久なんて時間はないのにね。
パーマだって一生持つわけじゃありません。
このあたりが民族性の違いなのでしょうか、
大胆な言葉をさりげなく。

ちなみにぼくらが持つGreen Card。
これは正式にはPermanent Resident Visaと呼ばれます。
感覚としては無期限でしかないのですが。
日本の免許制度でいうならば、二輪の限定解除といったところです。

それにしても実に寂しいです。
たった50mあまりの道だけど、この7年間の思い出が落っこちている道。
今週末はしばらくボーっとしにいくこととします。





〓〓
訃報です。

今知りました。
『ライ麦畑でつかまえて』の作者、
J.D.サリンジャーが亡くなられたそうです。

合掌




Excite エキサイト : 芸能ニュース
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by seikiny1 | 2010-01-29 09:37
ビフテキとステーキ
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日本語に横文字を交えながら話されると、
一挙にその人への不信感が増してしまいます。
「何をのこ人エラソーに言ってんの?」
「もしかして日本語で説明できない、バカ?」

使う人は横文字を交えることで、
「なんだか俺むずかしいこと言ってる」
すなわち、偉くなったかもしれない自分が間違いなくいるわけです。
日本人なのにね。

悲しいかな聞く方も
「ふむふむ、なんとなくわからないんだけど大したことを言っているようだ」
と変に納得したり、感心したり。


明治維新の文明開化の名残か。
はたまた昭和20年8月15日に敗戦国となってしまった国民の悲しい性なのでしょうか。
それとも外国語に弱いのは世界共通の傾向なのか。
まぁ、少なくとも身近なアメリカ人で
『You-I(友愛)』を口にする人はいません。


マニュフェスト、タスクフォース、イニシァティブ……。
特に政治の世界で使われると、
なんだか煙に巻かれているような気分になってしまいます。

東国原さんが知事選に立候補・当選した当時、
<マニュフェスト>を連発していましたが、
その言葉を聞くたびにぼくの内の<そのまんま東>はなえていきます。
ま、彼も昨年の衆議院選挙前に大いに男を落としてしまったけどね。


昨日から日本のニュースでは<ゼロ・ベース>の連呼。
どうして
「白紙の状態から」って言えないんだろう?
そんな煙にまかれてはいけません。
どっちに転ぶにしろ、これは大した問題なんですから。
それにしても予算は……。

所変わってNYの議会ではまたまたタバコ増税を検討中。
芸がないね。



横文字は固有名詞、説明のかなわぬ言葉だけで十分で、
それ以上になると寒風になびく50男の頭髪みたいになってしまう。
そんなことより日本語の勉強をしようね。
人のことばかりは言えないけれど。
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by seikiny1 | 2010-01-27 09:58 | 日本
能弁な色
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景気は上向きらしいですが、依然として多い空き店舗。
少しずつ増えているかもしれません。
ちなみに3年程前までYOSHINOYAのあった場所もいまだに真っ暗な窓。


いや、色々と考えるものです、広告を生業とする人々は。
それともそういった方々は、
空白というものに恐怖にも似た拒絶反応を起こしてしまうのでしょうか。


最近、たまに目にするようになったのが、
空き店舗のショー・ウィンドウ一面を大きなポスターで埋めてしまうスタイル。
お店というものはだいたいが人通りに面しています。
家主さんだって少しでも収入が欲しい。
広告主はいつだって安く、効果のあるものを求める。
なかなかうまいことを考えついた人がいるものです。


「ん……」

先日、散歩の途中に見つけたものは新製品の告知広告でした。

「なんだか不味そうだな。どんな色してんだろう?」

そこにはビンの巨大な写真があり、『Sprite Green』の文字。
炭酸飲料を飲むことはほとんどないのですが、
緑色のスプライトなんて、墓石の前にも供えて欲しくはないです。
思い出しました。
20年ほど前、
『Coka-Cola White』なる透明のコカ・コーラが発売されましたが、
あっという間に消えてなくなりました。
奇襲攻撃もかけますが、いさぎよい撤収を得意とするのもアメリカ人。


通りを横切り、ウィンドウに近づいて説明を読んでみると……。
なんだ。
色ではなくGreenは自然という意味で、
商品の立ち居地を明確にするために使われた言葉のようです。
このスプライト、自然から取れた甘味を使い、天然レモン果汁5%を使っているとのこと。


Green=自然
直結しないところをみると、
この言葉、まだ定着の域には達していないようです。


別に自然保護を意識していたわけではありません。
ただただ、日増しにたまっていくレジ袋に嫌気がさしていたのです。
毎日、日本サイズで大瓶のビール2本を買いに行くのですが、
5年前のある日から自分の鞄を持っていくようになりました。
ある日のこと、
なにをするわけでもなく、ただレジ付近にたまっている黒づくめのアンチャンが
"He is green, yo."
と相棒に声をかけていました。
Greenという言葉はメディアなどで知ってはいましたが、
「このレベルまで来たな」と実感した最初の瞬間です。


近所の通りには、
『Green Cleaner』という看板を出すクリーニング屋が2軒できました。
店内をのぞき込むと、普通だったら中国系の方が多いのですが、
ここには金髪の若い女性が。
さすがに目の色までたしかめることはしませんでしたが、
ウィンドウにあるポスターを見てみると、
「オーガニック洗剤を使い、衣類を包むビニールはリサイクルからうまれたもの」
とのこと。



もはや緑は色だけを表わす言葉ではなくなったようです。

ピンクは乳がん早期発見・治療の啓蒙運動。

レインボー・カラーは虹だけではなく、ゲイを象徴します。

赤。
実は、昨年末に1冊400p.40冊の手帳をまとめ買いしたのです。
携帯用のノートとして使うために。
2009年の手帳$16→$4の破格値でした。
もうすぐ去年のものとなる手帳。
そんなものを定価で買う人間はいない。
そこでの安売りだったわけです。
配送されてきた段ボールを空けてきた瞬間、口をついてでた言葉は
「俺は共産党か?」
売れ残りの手帳はなんと赤色だったんです。
事前に知ってはいましたが、
さすがにまとまったものを目にすると腰が引けてしまいます。

色の印象をいうのは実に鮮烈です。
手帳を見て思い出したのは、
小学校の頃、毎年先生達がやっていたストライキだったんです。



とはいえ、色に語らせているのはぼくら自身。
その人の意識次第で色は変幻自在で、
まったく別のおしゃべりをはじめます。

「んー、ウチか?実はカーチャンの名前がミドリってんだ」
アイロンをかける手を休めることなく、
少し照れたように教えてくれるクリーニング店のご主人をなぐっちゃいけません。
それはあなたの責任なのだから。



さて、ぼくは何色だろう?


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by seikiny1 | 2010-01-23 12:25 | 日ごろのこと
おしゃべりな<s>
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時に言葉がひとり歩きをはじめ唖然となってしまうことがあります。

「あ、そこのちっこいやつ」
と、店先で口にして奥で働いている身長150cmくらいの店員ににらまれたり。

数日前にもそんなことがありました。
前回のログ記事、実は投稿するのに四苦八苦。
苦闘4時間の末にようやくアップロード終了。
その間には、
「やっぱりエキサイト・ブログはポンコツだ……。」
と、ボヤイてみたり。
「何時間か待てばうまくいくかな」
と、希望的観測をしてみたり。

問題というのは、ある箇所以降の文字すべてに傍線が引かれてしまうということ。
テキストを最初から、別のエディターで打ち直してみるも結果は同じ。

ほとほと疲れていた頃に……。

「??? どうしていつも同じ箇所から、全く別の原稿にもかかわらず棒線がはじまるんだろう?」
テキスト原稿を見つめることしばし。
「あ、ここって英文のとこだ」

結論は Iced Coffee<s>でした。
<s>を≪s≫と変えることで問題解決です。
(ちなみに今は棒線いらないから 〓<>〓 ではなく 〓<>〓 を使っています)

知識のある人であれば実に他愛のないミスなのでしょうが、ぼくは日本語しか知りません。
<s>君は意に反しておしゃべりをしまくっていたようです。
まぁ、これでひとつ頭がよくなった気にはなったので貸し借りゼロ。


クチは災いの元とも言われます。
かといって黙しているだけでは誤解を生んでしまうこともあります。
言葉って本当に難しいですね。
柔軟性があるので、受け手によっては「よかれ」と思い、想像もつかない変貌をとげたり……。


昨夜は、この数年間交流のあるポッド・キャスターの方と電話で対談させていただきました。
最初はお茶を飲んでいたんですが、ビール→バーボン。
(時間が時間ですから:21時にノン・アルコール?)
気づいてみると3時間以上も無口なぼくがしゃべっていたわけです。
言葉も怖いけど、酒もまた怖し。

いったい何をそんなにしゃべっていたのか?
その出来上がりがまた怖かったりします。
まず、自身の音声をスピーカーから聞くということがぼくは嫌いです。
「おいおい、こんな声なんかい?」
普段にも増してしゃべりたくなることも。

ポッドキャスト。
この言葉を目に、耳にしてある程度のイメージは湧きます。
「こんなもん」
と、思っているものもそれほど的外れではないはずです。
ただ、
「きちんと言葉を使ってポッド・キャストを正確に説明して」
と、言われればできないかな。
そんな、イメージだけでつかんでいる言葉が身の回りに結構あるようです。

それは決して悪いことだとは思わないけれど。





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昨日の対談、近いうちに配信されるそうです。

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ひげフレディーさんのポッド・キャスト
『Fredio』


過去の分も結構おもしろいのがあるので、ぜひ聴いてみてください。
それにしても、
「こんな不思議な世の中で大丈夫なんだろうか」
と、思うことしきり。




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(前回記事のオマケ)

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by seikiny1 | 2010-01-18 07:39 | 日ごろのこと
『ハイカる』  ~前略、レイコさま~
前回、少し季節感について書いたのですが、
ここ数年春の訪れを知らせてくれるものがあります。
出勤途中の人たち、
手に持つものがホットからアイスへ。
アイスが増えるに従い、暖かくなってきます。
人間の感覚ってバカにできません。


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「え?ニイサン、そんなけったいなものあるわけないやろ」

20年ほど前まではどこへ行ってもそんな言葉が返され、
不思議な生き物でも見るような視線を投げかけられていました。

新しいものが定着するまでに、
それが普通のものとなるのに、
どれくらいの時間がかかるんでしょう?
<これ>に関しては15年ほどの歳月がかかったようです。

「いつまで置いてんのかなー」
「このサインいつまで出してるつもりなんだろう?」

今年の冬は、毎朝通りかかるストリート・ベンダー(屋台)のサインを興味深く見ていたのです。
そこにはプリンターから出力された文字で、
"We Have Iced Coffee 《S》$1.50"とあります。
今日の時点でも取り下げられることなく現役であり続けています。


昨日の昼のことでした、少し変わった風景に遭遇したのです。
昼食のあと、ベンチに腰を下ろしてタバコを喫っていると、
一人の男が近づいて、やはり風から身で守るようにしてタバコに火をつけました。

彼のかたわらには高さ20cmほどの白い発泡スチロール製のカップが置かれていました。
ピンクとオレンジの文字で書かれたDunkin’ Donutのロゴがカップを巻いています。
そしてカップの先端からは、さらに別のカップが顔をのぞかせてるのです。
うす茶色の液体で満たされ、白いストローが突き立った透明のカップ。
氷の冷たさから手を守るためにダブル・カップにしているんですね。
実に古典的なアメリカ流発想に、下を向いて思わず苦笑してしまいます。

まったく関係ありませんが、
2週間ほど前のこと、地下鉄の中にダブル・ジーンズをはく女性を見つけ、
なんだかうれしくなってしまいました。

零下のニューヨークでアイス・コーヒーを飲む人がいる。
売る店がある。
異国生まれの邪道な飲み物は、15年の時を経て定着したようです。
もうこれで奇異な目を向けられることもないでしょうが、
いわんや、ここ数年、ビール以外の飲み物を外で買うことがなくなりました。
(買い食いならぬ、買い飲みをしないということです)


日本でも「ググる」という言葉が使われますが、
アメリカでも、googleは普通名詞であるばかりか、
動詞として使われ、いくつかの辞書には記載もあります。
こちらの足はアイス・コーヒーよりかなり早いです。

言葉の定着度合いを測る目安として、<動詞化>というのがあると思います。
一月程前のことになりますが、
「ポチッ、ポチッ……」
暇にまかせてやっていた検索の流れの中で「ハイカラ」という言葉にぶつかりました。
掘り進んで行くと……。
なんと第二次世界大戦前には「ハイカる」という動詞が生まれていたとのこと。

常々思うのは、日本人の言葉に対する柔軟さ、センスのよさ。
ついて行けない部分が結構ありはしますが。
日本に帰っての楽しみは、スポーツ誌などに載る風俗店の広告や、三行広告。
まさに言葉の濃縮パックといった感じで、
「よくここまで工夫できるなー」と頭が下がります。


ぼくが日本にいた頃、夏の暑さと歩をあわせるように、
「レイコ」さんが町中にあふれだしていました。


レイコさん。
今でもお元気でしょうか?
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by seikiny1 | 2010-01-15 06:33 | アメリカ
宴のあと
「寒い、寒い」と言うけれど、冬ですから。
ま、挨拶がわりです。
身のまわりがさっぱりすると、Party is Overという言葉がしみてきます。
自分の中でより、あたりを見回してそれと知る。


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酒を飲み、大騒ぎをした後にガラガラの電車に乗っている。
そんな気分です。

ロックフェラー・センターのクリスマス・ツリーも灯りを落とし、
街のあちこちで見られたクリスマスの装飾も、今週からだいぶ姿を消しています。
ブライアント・パークのスケート・リンクも1月24日で終り。
夜の街を歩けば、歩道のあちこちにクリスマ・ツリーがゴロゴロと横たわっています。

11月から続いた喧騒もここにきてひと息。
祭りのあとの心地よい気だるさ、そんな感じです。

先週訪れたドラッグ・ストアからはニュー・イヤー関連商品がすっかり姿を消し、
かわって棚のすべてが赤で埋められた箇所がいやでも目立ちます。
そう、次なるイベント、バレンタイン・デーへ向けてもうすでに発進しています。

St. Patrick's Day, Easter, Mother's Day, Father's Day......
ニューヨークで一番季節に敏感なのは、スーパーなどの商品陳列でしょう。
とにかくイベントにからませて売っていく。

日本でも古くからクリスマスやバレンタインは定着していましたが、
最近ではハローウィーンも根を下ろしつつあるみたいです。
そんな尻軽な、浅はかな日本人。
決してきらいではありません。

実は、ぼく、カトリックの幼稚園へ行っていたのですが、
一番好きなイベントはイースターでした。
あらかじめ、みなでペイントしたたまごを先生が隠す、
ぼくらは夕方から親と共に出かけてそれを探して持ち帰る。
クリスマスより、運動会より好きでした。
その頃、すでに夜遊びの芽が……。


子供の頃、夜にで出かけるのは知らずにどこかかのアンテナが立っていたようです。
一番記憶に深いのは、幼稚園の時、母に連れられて『太陽館』という映画館へ行ったこと。
ディズニーの『バンビ」でした。
火事のシーンがこわくて、こわくて。
映画館からでたらあたりは真っ暗。
隣にあったロイヤルというパンやさんの灯りがあたたかでした。
光はやっぱり偉大だなぁ。
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by seikiny1 | 2010-01-13 10:13 | 日ごろのこと
あけましておめでとうございます
たぶんクリックで画は大きくなると思います。
それにしても、第三者の目で見ると丁寧に書いたつもりなのに相変わらず下手くそな字です。
ご無礼。

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新年には抱負を考えるのが一般的なんでしょう。
2010年は。

「考えるより感じよ」

これjは昨年ずっと感じてきたことです。
もっと自分に正直でなければいけないなー、と。
また少しだけ直感的に生きようと思います。

ま、こんなこと書いている時点で考えているわけですから、
今年もまた前途多難で混迷となるのでしょうか?
そんなぼくを今年もよろしくお願いいたします。







2010年1月

さかいせいき


→明けて10日が過ぎようとしているのに、いまだに2010年を20010年と毎日書き間違っています。
先日は大家から「この日付けじゃ銀行持っていけねぇよー」と家賃の小切手のことで電話をいただく始末。
結構いそうなそんな人たち。
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by seikiny1 | 2010-01-10 12:09 | 日ごろのこと
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