ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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目クソ鼻クソを嗤う
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口に含んだ枝豆が空っぽの時は寂しい。
取りあげたムール貝が空っぽでも、それほどがっかりはしない。
「スープの中に落ちているだろう」という希望があるからなのか。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓


はずれだった……。
酒を飲みながらこんなことを考えていた。
もうちょっとましなことを考えればいいのだけれど。
別にくやしくて仕方がなかったわけではないけれど。

それにしてもニューヨークには空っぽのムール貝のような人が多い。
この街がそうなのか、この街がそうさせてしまうのか。
それとも運が悪いのか、僕自身に問題があるのか。
空の貝殻をつなぎ目のところでふたつに分けてスープをすくい啜る。
あわよくば沈んでいる剥き身のありつこうと。
山盛りにされたムール貝。そのすべてが空っぽだったらどうしよう?
ムール貝のワイン蒸はスープが一番おいしいんだけど。

この街の魚屋で買う貝類の多くは、塩水につけておいても口を開くことはない。
なにかを拒絶するように。


あー、湿っぽくなった。カレーでも作ろう。
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by seikiny1 | 2008-07-28 06:27 | ニューヨーク
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