ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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叫び
 少しだけ歩調をゆるめ、「どうしたんだ?」という表情を浮かべながらも2秒後には元の顔に戻り歩み去る人たち。一人の男が、行きつ、戻りつなにかを叫び続けている。朝のミッドタウンのひとこま。
 最初は「あー、またsickな人がいるなー」と思っていたのだけれど、そうではないのかもしれない。
 離れている上に、ビルの間にこだまする騒音で、なにを叫んでいるのかはわからない。それでも声のトーンや調子からなにかを悲しんでいるか、それともなにかに怒りをぶつけているかのようだ。言葉はわからなくても、わからせようとしなくても人間の芯からあふれ出してくる感情というものは表情を持ち、言葉を超えて共通したものがある。最低でも、喜怒哀楽はわかる。

 最近叫んだことがあるか?
 最後に叫んだのはいつのことだったか?
 感情を素直に表現できているか?
 コントロールして、されていないか?

 叫び続ける男がうらやましくなってくる。

 サイレンを轟かせて消防車が通り過ぎたあと、男の姿も叫び声も消えていた。
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by seikiny1 | 2008-05-02 08:02 | 思うこと
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