ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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I’m NOT just A Plastic bag! (4)

(つづき)

 爆発事故。
 現場近くに居合わせた知り合いは
「泥だらけになった人達が、てんでばらばらの方向へ逃げていっていた」と言う。
 誰の頭にも〈テロ〉という言葉が間違いなく浮かんでいたはずだ。
 朝と夕の出来事。同じ日に、同じ島のそれほど離れていない場所で起こった色の違う出来事。表面上は正反対の色をしているけれど、突き詰めていけばきっと同じ色になっていく。

 爆発事故の映像を見ながら、僕の頭は数日前に起こった中越地方での地震につながっていく。被害にあった町並み、家に帰れない人たち、亡くなられた人たち。そして原発事故。その遅すぎた発表。
 原発が停止してしまったために自動車工場も操業停止を余儀なくされたという。東京では夏を控えてエアコンの電力が不安だともいう。何よりも日本という国の原発依存度がそんなに高かったことに驚いてしまった。この先、経済にも何らかの影響が出てくるかもしれない。風力発電はまだまだ当てにはならないし、代替エネルギーとして火力発電を使えば間違いなく地球の温度は上がっていくだろう。そんなところを原発関係、電力会社、国は突いてくるんだろう。
「あなたたちはこの国がどうなってもいいんですか?貧乏に耐えられますか?」

「どちらか?」ときかれれば僕は原発には反対の方だ。それでも積極的な運動はしないし、これからしようとも思わない。すべてにおいて自分にできることを、自分の範囲でやっていこうと思う。それを〈逃げ〉と思う人もいるかもしれないけれどそれでもいい。無理をしたら、どこかで無理が出てしまう。それよりも自分にできることを、自分なりに、自分のペースでやっていく。

 ただ「反対」と叫ぶだけではなく、コンビニでPlastic Bagをもらわない。割り箸をもらわない。ナプキンは必要なだけ。車を買い換えるのを一年我慢する。エアコンをつける前に水風呂に体を沈めてみたり……。
 そんなことをたまにやってみたらどうだろう。
 ごみを作るのに電力が使われ、地球が暖かくなり、それを処理するにもまた電力その他が費やされたりする。消費をしなければごみも出ないし、少なくすればごみも減る。原発だって要らなくなるかもしれない。夏だってそれほどエアコンが必要じゃなくなるかもしれない。「クールビズです」なんて宣伝する必要はなく、すべてをやる必要なんてさらさらなく、たまに。思い出した時にでもやればいい。
「あ、今日はバッグいりません」と。
 それだけで原発のひとつや、ふたつ要らなくなってしまうはずだ。
 叫んで主張をすることも大切だろう。ただ、それと同時に、生活を原発反対にしなければ絶対になくなることはないだろう。誰かが、どこかが割を食わなくちゃいけなくなってしまう。
 無理して、がんばってエコ100男、エコ100女になる必要なんてない。あのイチロー選手だって打率は3割台なのだから。みんなが3割か2割のエコ男、エコ女になるだけで原発は消えていく。自然災害だって減るはずだし、もっと暮らしやすくなる。たったの2割で。

 エコバッグ。
 いいじゃないですか。
 使おうと、使うまいと。高値で売ろうと。
 この<I’m NOT just A Plastic bag〉の出現とその巻き起こした社会現象で、針が少しだけプラス方向に振れたように思う。それだけでいい。所詮入り口なんだから。
 自動車メーカーだって〈Hybrid〉のエンブレムを車につけたいだろうし、消費者だってそれがなかったら「買いたい」気持ちの何割かは落ちてしまうだろう。このエンブレムだってブランド志向だし、エコやリサイクルに協賛している企業だってそれは宣伝というブランドの側面があり、消費者にもそれはある。入り口は何だっていい。
 ブランド物のバッグを下げる女の子は消えなくても、たくさんの2割打者が集まれば、自動車の後ろにわざわざ〈Hybrid〉のエンブレムを貼り付けるのがばからしく思える日だって来るだろう。普通になる。

 2割バッターでいきましょう。


 たった一枚のPlastic Bagが様々なことを考えさせてくれました。それを持つ時にはいつでも”I’m NOT just A Plastic bag!”と心の中で叫んでいたいです。

 長くなってしまいましたが、読んでくださった皆さんありがとうございます。
 そういえば、ガキの頃、顔を洗うときにはいつも洗面器に水をためてやっていました。
 次にチャイナタウンへ行った時に(覚えていれば)探してみることにします。

(おわり)
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○この記事を読まれて<なにか>を感じられた方。
ここを押していただけたらうれしいです。
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by seikiny1 | 2007-07-28 07:28 | 53rd stories on 53rd
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