ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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I’m NOT just A Plastic bag! (1)
 気づいてみると短パンやTシャツでゴルフができるようになっており、ゴルフにも野球にも王子がいるらしい。ここまで解釈を広めるならば金正日だってかつては王子だった。
 Tシャツしか着ない僕がたまにえり付きを着たりすると
「おっ、今日はお出かけですか?」と言われ、サラリーマンの友達がネクタイなしで外出をすると
「今日はカジュアルデーですか?」と声が飛んでくる。
 どうだっていいのにこだわる、それが今の、いや、ずっと僕たちが住んでいる世界なのかもしれない。

 IZOD社が作るラコステのポロシャツが消えてだいぶ経ってしまった。あの洗いざらしの風合いが懐かしい。あれだけはフランス製では絶対に出てこないから。それでも昔はあのマークが嫌いで、嫌いで(どこかで時代に押し流されている自分を認めたくなかったのだと思う)、買ったばかりのポロシャツにナイフを入れていた。ワニを縫い付けてある糸を切り、それからやっと腕を通していた。これだって一種のこだわりに過ぎず、有名ブランドのバッグをぶら下げて歩く女の子とたいした違いはない、と今にして思ったりもする
 色々な人がいて、そして僕がいるのだから。

 釣竿、グローブ、旅先の三角ペナント……。
 アメリカに来る前の部屋を見回してみると様々なものに囲まれていた。ただ息をしている、それだけの物たち。友達からもらった、一度も使ったことのないスキー道具すらあった。それでも決して無駄だったとは思わない。
 今でも機会があれば釣りに行きたいし、グローブはスポーツ万能だった僕に球技の才能が欠落していることを、けばけばしいペナントは旅のすばらしさを教えてくれた。まったく関係がないかに思えるけれど、ヤンキースの某日本人選手が好きになれないのもどこかで関連しているのかもしれない。スキーと聞くたびに足首の故障を思い出す。
 そしてあの当時としては少し太めだった缶入りのコカ・コーラ。

(つづく)



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by seikiny1 | 2007-07-23 07:35 | 53rd stories on 53rd
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