ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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ふたつのanything
“You don’t have to buy anything in this country.”
 ベテランホームレスは言う。

 物を捨てるのが苦手だ。部屋の片づけを手伝ってくれながら親はぼくのことをボロ屋と呼ぶ。三つ子の魂百まで、というわけではないけれど捨てるのが苦手なことにかわりはない。
 約十年前のハロウィーンの日、一瞬にして全てを失ったボロ屋は「捨てたくなければ手に入れなければいい」そんな簡単なことに気づく。
 ぼくの中でアメリカへの憧れは大量消費とダブルところが多い。あふれかえる物、鯨のような車たち。豊かな物に囲まれることが幸せだと思っていたあの頃。
 時が経ち、目に映る物も変わった。それ以上にぼくの方が変わってしまった。豊かさの象徴であったごみの山を前に今では薄笑いとため息が半分ずつ出てくる。

“You’ll never find anything in Chinatown.”
チャイナタウンの片隅で耳にしたホームレスの会話だった。
 二つのanythingはどちらも核心をついている。

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このカテゴリー<53rd stories on 53rd street>では、
ゴミ〈53〉にまつわる話、ゴミからヒントを得て考えたことを書いていこうかな、と思っています。

53 storiesで終わる予定でも、53rd streetのお話でもありません。あしからず。
ただの洒落です。
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○この記事を読まれて<なにか>を感じられた方。
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by seikiny1 | 2007-07-11 07:53 | 53rd stories on 53rd
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