ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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ゴミ
 生活とゴミは切っても切れない関係にある。生きていく上で必ずゴミは出る。見えるもの、見えないもの。ここでは、俗にゴミと呼ばれる家庭などから出る廃棄物について。

 ゴミ、ごみ、塵、芥、御美……。様々な文字で形容されるゴミ。その問題があちこちで議論され始めて久しい。そしてそれらはいつ、どの瞬間からゴミに変じてしまうのだろう。表面上にはほとんど変化が見られないまま、ある時を境にしてそれは<モノ>から<ゴミ>へと変じる。そしてゴミに転じたときから<邪魔なもの>、<必要ないもの>、そして<汚いもの>になってしまう。同じ物であるのに。ある人にとってはゴミであっても、別の人にとっては<モノ>であることがある。イヤ、もしかしたらそうである場合の方が多いのかもしれない。実際自分自身もいまだにゴミ置き場から様々なものを拾ってくる。洋服、棚、電化製品、整理のためのダンボール、文房具などなど、数え上げたらきりがない。恩恵にあずかってはいるが、首を傾げたくなる。「ほんとにこんなんでいいのか?」

 ゴミは絶対に出る。それは処理しなければいけない。その対策を講じることは必要だ。
 ただ、それを論じている人達も含めて「もう少し<モノ>が<ゴミ>へとに変わる線を延ばしてみませんか」。そうすることによってかなりのゴミ(と呼ばれる)ものはなくなると思う。たとえば、野菜の皮をスープに使い、包装紙や紙袋・ビニール袋は再利用する。要らないものはもらわずに、捨てる前にあと一度考える。ズボンについた汚れを落とそうともう少し頭を使い、時代遅れの洋服でも自分のセンスで生き返らせる。リサイクルを使いこなし、不必要なものは買わない。こんなことだけで、どれだけゴミが減ることか。ジュースなんかにしたって、もともとは腐りかけや商品に出来ないみかんを絞ったのが始まりだろう。<モノ>が<ゴミ>へと変わる線を変えた産物であるのかもしれない。この線をどこに引くかこれが大切だと思う。そう、昔、醤油は計り売りだった。これを復活させるとプラスチックのゴミも減る。
 そしてゴミは汚い、というイメージが付きまとうが(僕にはないけれど)、まだ個人の家の中、部屋の中にある時点ではさほどでもないはず。外に出して不浄な物になる前にそれぞれがしっかり処理をすればゴミ処理の負担が減ると思う。

 しかし、ゴミ問題が減ればそれで潤っている企業群が痛手をこうむるのも事実だろう。ゴミ処理業者に始まり、リサイクル事業、そしてプラスチック産業、金属産業、石油産業、海運業、運送業などなど。そして政治家たち。もちろんそれらの企業に携わる人達にも波は寄せてくることだろう。単にゴミと言ってもそこにはお金が落ちているのだから。ゴミを金だと知っている人達がいるから。

 たぶん永遠にゴミ問題は解決されないだろうが、僕たちに出来るのは<モノ>である期間を可能な限り延ばすこと。この地球を次の世代に受け継いでもらう為に。
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by seikiny1 | 2004-12-10 07:13
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