ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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日式鍋貼
あれって<解決>なんだろうか?
いずれしろ、中国当局に拘束されたらしい。
餃子に毒を仕込んだ、という男性が。

いつから『毒入り餃子事件』と呼ばれるようになったんだろう?
中毒の原因が人為的とわかったあたりかな?
事件ではなくて事故となったときに、混入物から毒となったのだろうか?
(正式には「中国製冷凍ギョーザ中毒事件」と表記するようですが)


数えてみたらたったの2回。
大牟田:福龍軒、そして町田:うまかっちゃラーメン。
どちらもパリパリ、ジューシーな上に匂いばっちり。
食後にキスなんてできない代物。
日本の手作り餃子はやっぱりうまい。

そんなことを考えてたらまたまたチョンボを発見。
久留米:五十番の鉄鍋餃子を落としていた……。
そういえばチャンポンも食ってない。
そうだ想夫恋の焼きそばも。
次からは《食べるリスト》を事前に作っとかなきゃダメだこりゃ。
やっぱり無限胃袋か……。



「……ん?」
人間の触覚、バカにはできません。
「なんだろう?」
1年の間に起こった変化にケツを刺されて落ち着けない。
まだ九州みやげでパンパンの鞄を下ろしていないというのに。


テレビだった。
実家のテレビが変わっていた。
とはいっても、地デジのためにわざわざ買い換えたわけじゃないらしい。
「ある朝、目覚めたら突然死していた」と母。
まだ買って5年くらい。
政府のおかげで皆が買い替えを強いられているテレビ。
薄型テレビはまだまだ製品として熟していないらしい。
5年でのお陀仏は早すぎる。
それでも買い換えなきゃ見られない。

左隅のシールが気になって、気になって。
「展示品でもつかまされたかな?年寄りと思ってなめられたか?」
訊いてみるとそんなわけでもないらしい。
どうしても、画面を見ながらもシールが気になってしまう。
はがしたい衝動にかられる。
「ま、昔の人だからしようがないか」
自分のものではないので、とうとう諦め、そのうちに慣れちゃった。

母親世代の人たち。
電気ポット、ラジオ、カメラ、アイロン、ソファー、車のシート……。
工場で貼られたシールやカバーをそのままにしている人が多い。
「年寄りだから……」
そんな言葉でひとくくりにしようとしていた。

(待てよ……)
年齢ではなく、民族的、文化的なものなのかもしれない。
帯つきの中古レコードは帯なしよりも<価値がある>。
似たようなことを違う世代でもやってるじゃないか。
アメリカ人がレコード、CDを買って真っ先にすること。
帯を捨てる。
CDなんてケースを捨ててしまう人も珍しくない。


シールの存在自体は気にならなくなった。
それでも書かれていることが気になる。
画面のことでもなく、
音のことでもなく、
地デジやBSでもない。
文字はどこか昔の表札にも似ていないこともない。
いかめしい表情に、訪なう者が背を伸ばしてしまうような。
ただ、異邦人のぼくにとって書かれている文言抽象画にしか見えない。
ピンとこない。

『世界の亀山モデル』

まったく意味不明で、気になり、気になり……。
とうとう検索してみることに。

簡単に言えば『純国産』。
国産をうたうモデル数々あれど、
その大部分はどこかを輸入部品に頼っているらしい。
一方、『世界の亀山モデル』は、
小さな部品に至るすべてが日本で生産されているとのこと。


あのシールは安心の純国産であることの証しであり、
誇りのエンブレムでもあり、
そして納得の。


ただ、本当の意味での純国産なんてもうどこにも存在なんかしない。
すべての工場労働を日本人に頼るのは夢物語。
いくら日本の材料、技術を使っても。
《純》は遠い夢。
純度の高いものは作れても。



「なんかバッカみたいだなー」
1990年代初頭、そんな疑問を持ちつつも働いていました。
金の力は偉大です。

日本製をアメリカ製にする作業の歯車として回っていました。

日本から送られてくる半完成の電子製品。
在米日系部品メーカーからは「アメリカ製」部品を仕入れる。
組み立てはアメリカで行う。

「おい、アメリカの電線って硬いな」
「ネジは合わないからカナダ製でいくか」

あの頃はたしか、
総コストの50パーセント以上が「現地」のものであれば
Made in USAと認められていました。
もちろんぼくの手も「現地の手」です。
さて日本の「国産」はどうなのでしょう?

そんな時代、街のあちこちで目に付いていたのが
「MADE IN USA」の文字。
製品のパッケージに。
店頭に飾られたサンプルに。
工場の壁に。

テレビの隅にあるシール。
そこに1990年代のアメリカの風景が重なり映し出される。

Made in JAPANの魔力は弱まっていく一途。
少なくとも以前ほどの力は期待できない。
『世界の亀山モデル』はどうだろう。



アメリカ製品が良質であった頃、
ここはどんな国だったんだろう?




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by seikiny1 | 2010-03-30 09:50 | 日本とアメリカと
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