ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
お願い
当サイト・メインコンテンツ内にある全ての著作権は筆者に帰属いたします。無断転載及び流用は固くお断りいたします(トラックバックに関しましてはこの限りではありません)。
以前の記事
カテゴリ
アン・タッチャブル
(ハワイにでも行って買った方が早くない?)
「900人目の人が手にするまで9時間」
文字を追いながら、そんなことを考えていた。

調べてみると名古屋だけじゃない。
ハワイだけでもない。
フィリピン、マレーシア、インドネシア、韓国にもある。
クリスピー・クリーム。
『トリスを飲んでハワイへ行こう!』
じゃなくて
『ドーナツを買いにハワイへ行こう!』
そんな問題じゃないのはわかってます。

900番目の人。
9時間後に手にしたドーナツはさぞおいしかっただろうね。
カタチやその先に見ているものは違っても、
24年前、ぼくが飛行機に乗ったのとそんなに変らない。
あの日、LAX空港で乗り継ぎ便を待ちながら食べた、
ケチャップもついていないホットドッグと同じ味がするはずだ。
おめでとう900番目。


ここや、一風堂NYの列には「見せる」という面も間違いなくある。
一方、さばかねばならない列だってある。
さばいてナンボという列が。

ジワジワ、ジワジワと列が長くなってきた。
そうして2年程前にはじけた。
1ドルピザ屋の列。
安いのに美味い。
平均価格2ドル25セントのピザに全然負けていない。

”Next! What you want!?"
客なのに怒鳴られる。

絞りに絞られたメニュー。
この店でペパロニ・ピサを頼んでいる人なんて、
ピザ屋のカウンター内に見かけるイタリア人と同じくらいの割合しかいない。
誰もが1ドルピザを頼む。
7割程度の人は缶入りソーダも。

絞りに絞られた(であろう)人件費。
従業員の100パーセントがメキシカン。
寿司を器用に握るメキシカンがいるNY。
ピザ屋のスピーカーからメキシコ音楽が流れていても誰も驚かない。
ただ、気分がコケるだけで。
中国人経営のメキシコ料理屋に驚くこともなくなった。
寿司屋なんて韓国人・中国人のほうが多いだろう。

メキシカン。
公然の秘密。
もはや、この人たち抜きでNYのレストランは成り立たない。
合法であれ、非合法であれ。
この人たちがいるからこそ24年前の値段でピザを食べることができる。
ピザ屋の長い行列をさばいていくことができる。
それと1ドルであるからこそ。
日本でいうワンコインの感覚。
1ドル10セントでも、15セントでもここまではやらない。
高いだけにかえって収支が取れないだろう。


日本の居酒屋にて。
ホッピー頼んだらほっけが出てきました。
コロッケ頼んだらユッケだが。
ま、たしかにぼくは「モゴモゴ」とものを言ってしまうのだけれど……。







にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報
[PR]
by seikiny1 | 2010-03-23 09:06 | 日本とアメリカと
<< 《コカ・コーラ》-《ビール》=... ヒゲおじさんとぼく >>
記事ランキング 画像一覧