ニューヨーク、街と人、そして……
by seikiny1
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ヒゲおじさんとぼく
日本に帰ると欲しくなる。
食後には満足感が得られ、
次の店でも美味しく食べられる。
いつまでも、いつまでも食べることができ、
空腹も満腹も感じることはない。
そんなわがまま無限胃袋が。
たった2、3週間でいいのに。
残りの半年くらいは何も食べなくていいから。
ビールかホッピーだけ飲めればね。


家飯
お好み焼き
ラーメン
ハンバーグ
喫茶店のモーニング・セット
おでん
納豆巻き
焼肉
串かつ
焼鳥
トルコライス
寿司
あの店
この店
……
きりがない。

でも行きたい、食べたい。
肥満なんかこわくない。


前回(昨年)はとうとう入(れ)らなかった。
今回もやっぱり。

ヒゲおじさんの店。
「やぁ。帰ってきたよ」
久しぶりにあいさつに行きたいんだけど。
入れない。

ドーナツは普通の人生3度分程の量を食べてしまいました。
もう食べたくないです。
ありがとう、ダンキン・ドーナツ。
友達から聞いたけど、あなたは日本でもやさしいオジサンだったんですね。
(とはいってもぼくも彼も警官ではありません)
でも、もう食べたくないです。
ありがとう。ごめんなさい。

ミスター・ドーナツの中華に惹かれています。
肉まんとか坦々麺とか。
ジャンクな味なんでしょうが、そっち系の味結構好きなもんで。
それでも、やっぱり。
脳裏どころか、脳表に焼き付いたドーナツ。
エクレアなんか昔は好きだったんだけどな。
(まったく失礼、勝手ですが、アメリカでもドーナツ食ってる人見るとアホに見えてしまう)

今回も敷居は高かった。
ありつくためには、おじさんに会うためには自分を変えなければダメなのでしょう。


さて、日本中にはいくつの銀座通り、銀座商店街があるんだろう?
もちろんぼくの故郷・大牟田にも銀座通り と 新銀座通り。
ミスター・ドーナツは新銀座の方にありました。
道路から階段を3段ほど下りたところにガラスドアがあり、
2階に飲食スペースが有りました。
川沿いの店。
川の質はともかく、ウォーターフロントのロケーション。
木製の壁を白いペンキで塗ってあったような……。
小学生のぼくにとって、その出現は衝撃的だった。

底に向けて描く緩やかなカーブ。、
アイボリー肌の表面に描かれたヒゲおじさん。
いつの頃からか、なぜか自宅にあった、そんなミスター・ドーナツのマグカップ。
身近にあったアメリカ。
10年後、青ライン入りの米軍マグカップを手に入れるまで、
ヒゲおじさんの向こうに揺れ続けていたぼくのアメリカ。

クリスピー・クリームに並ぶ人たちが見ているのとはきっと別なアメリカです。
「バタ臭い」という言葉が似合うような。


ミスター・ドーナツはずっと前にアメリカから消えてしまいました。
クリスピー・クリームの直営店って今でもNYにあるのかな?
昔、空き缶売りに行ってた近所のしょぼいドーナツ屋が日本で大人気だなんて……。
ニューヨークで1番多いチェーン店はダンキン・ドーナツ。
2番目がサブウェイ。



「サツマイモは一生食わんでよか」
昭和一桁生まれの父はそんなことを言っていました。
「ドーナツは一生食わんでよか
自分を変えなきゃ中華が食えない。
おじさんに会えない。





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by seikiny1 | 2010-03-20 12:54 | 日本とアメリカと
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